Wednesday, December 18, 2013

親方株、5人が提出困難か 相撲協会、期限は20日



 日本相撲協会が全親方に「年寄名跡」(親方株)の提出を求めているが、締め切りの20日までに5人の親方が名跡証書を提出できない見込みであることが18日、わかった。20日の理事会で対応を協議する。

 相撲協会では春日山親方(元幕内浜錦)の名跡証書「春日山」が借金の担保になっていたことが明らかになったことを受け、全親方に名跡証書を協会に提出するよう求めていた。複数の関係者によると、伊勢ケ浜一門の「春日山」名跡のほか、伊勢ケ浜一門2、出羽海一門1、二所ノ関一門1の計5親方が提出できないという。

 「春日山」以外の4名跡のうち3名跡は、名跡を引き継ぐ際に、先代親方やその家族に対する経済的保証が不十分だったことなどから、証書が渡されなかったとみられる。残る1名跡は、すでに現役力士に譲渡されて親方の手元にないため、提出できない状況だという。

 名跡証書を提出できない親方衆に対し、「解雇も含めた厳しい態度で臨むべきだ」という幹部もいれば、「名跡の所有者が誰なのかは協会が管理している台帳がすべて。提出できない名跡は再発行すればいい」との声もある。

 名跡に関しては、誰が持っているかは協会が台帳で管理しているが、実際の名跡証書の管理は当人同士に任せてきた部分が、背景にはある。台帳上では名跡は移っているのに、「証書に価値がある」と考える前所有者が手放さないケースなどが、今回提出できないことにつながった。(抜井規泰)

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